2011/03/31

ダンスパフォーマンスの映像、載せました



なんだか 最近HP更新のお知らせばかりになってますが
ようやく、展示会で開催した、
朝弘佳央理さんと伊藤さよ子さんによる ダンスパフォーマンスの映像を載せることができました。


atelier nae HPの「works」ページをごらんください。


一番上にあるのは ダイジェスト版です。
25日から27日まで3日間、計6回踊ってもらったものをいいとこどりして縮めています。


縮めるのが いちばんつらかった!
だって、全部 その回その回でふたりの踊りも表情も洋服の動きも違って、
その全部がよくって、全部みていただきたくて、
だけど まとめて見てももらいたくって、なんとかちぢめてみました。


でも もし、お時間ゆるせば、
ぜひぜひ そのしたに貼っているYoutubeの映像も見てほしい。です。




ふたりは わたしの思いや意図を聞くと、
それぞれの方法で いろんな角度から パフォーマンスの構想を練りあげていっていました。
わたしの 綿菓子か雲みたいな、言葉にしきれない もやもやのイメージを、
ことばの断片やその温度から感じとり ひとつずつ確かめるように話し合いながら作り上げていきました。


いつもは完全に「観る側」のわたしは、
その ダンスが生まれていく過程に立ち会え、その中に一緒にいられたことは
このうえない貴重な体験だったし、しあわせでしあわせでたまらなかった。


初めて洋服をフィッティングしてのリハーサルでは、
音をたしかめながら ふたりが 腕や脚を動かし、そこに布がついていくと、
もう それだけで そこに さわさわ 風が吹き、あったかい陽だまりが表れたみたいでした。


ふたりとも それぞれ違う色の空気をまとっていて。
かおりさんは 細かい 金色の粉の尾をひきながら動く感じ。
温度は人肌に近いけど すこし微熱を帯びてるような。
さよ子さんは 鮮やかな赤と それにすこーしマーブル模様みたいにトーンの暗い紅も混じってる感じ。
そして ふつふつと 奥のほうで熱い。


音になり、空気になり、感覚になり、人になり。
10分程度の中に さまざまな表情のふたりがいました。


ふたりに着て踊ってもらい、「この洋服を着てると どんどん動きたくなる」と なによりの褒め言葉をもらいました。
すごくうれしかった。


洋服の森の中でおどる ふたりの姿、どうぞ みてみてくださいね。







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