2012/12/28

今年も一年間ありがとうございました!

今年もいよいよ終わりに近づいてきました。

atelier naeも本日を今年の仕事納めとし、
年末年始のおやすみをいただきます。
(年末年始のお休み:12/29(土)ー1/5(土))

今日は、年明けのCLASKAウェディングイベントでお披露目するドレスの1stチェック&打ち合わせでした。
こちらのドレス、atelier nae初のコラボレーションドレスです。

日頃からウェディングドレスをお取扱いいただいているblanco biancoさんのオーナーさんからお話をいただき、あれやこれや相談し合いながら、とびきりかわいいドレスになるように今日もたっぷり打ち合わせをしました。

普段は、花嫁さんのご希望や好みをさぐりながら感じながら、
atelier naeの要素を入れつつ、
お客さまが”かわいい!”と感じるポイントが合わさる
ベストなところをさがしながら作っていますが、
今回はいかに「blanco bianco色」と「atelier nae色」を融合させて、
お客さまに”かわいい”と喜んでいただけるドレスにするかがポイントで、
それをお互いに意見を出し合いながら どうしようか話し合ってるのは、とっっても楽しかったです。

年明け、1/14(月祝)のCLASKAウェディングランド"RUSTIC"にてお披露目いたしますので、ぜひぜひ皆様お越しくださいませ◎


DATE : 2013年1月14日(月祝) 12:00ー18:00 
PLACE : CLASKA 3F Studio A +8F “The 8th Gallery” +ルーフトップ *ご入場受付3F
入場料:お一人様500円
   (1ドリンク、ポップコーン+ミニハンバーガー、バーニャカウダ、鶏唐揚げ&フライドポテトなど数種から選べるメニュー2品 付き)



今年は、独立してから2年目の年でした。
去年とは比べ物にならないくらい、
たくさんのイベントや展示会、新しいご縁をいただく機会に恵まれて、
とても充実した一年を送らせていただきました。

来年は、より新しいことに挑戦し、
よりよい洋服をお届けできるようにがんばって参りますので、
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ◎



2012/12/27

ホシノイロvol.4「やさしいきもち×ホシノイロ×LOUD GARDEN」のお知らせ

いよいよ今年も残り数日。
今朝は東京もこの冬いちばんの寒さだったようですね。

今日は 来年年明けすぐのイベントのお知らせです。

今年も表参道と渋谷PARCOで開催されて、大好評いただいているウェディングイベント「ホシノイロ」の第4回目開催が決定いたしました。
atelier naeも出展させていただきます。


今回は、代官山にあるカフェ「山羊に、聞く?」を会場に、ユニークなオリジナルウェディングを提案している「やさしいきもち」とのコラボレーションで、模擬ウェディングパーティーやホシノイロウェディングアイテムのポップアップショップなど、イベント盛りだくさん、なんと一カ月間の開催です。

やさしいきもち×ホシノイロ×LOUD GARDEN
DATE : 2013年1月5日(土)ー1月31日(木)11:30-19:00
    *お店の都合、イベントの日時によって異なります。
PLACE : 「山羊に、聞く?
    東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B1F
     tel : 03-6809-0584

期間中の3連休、1月12日、13日、14日はスペシャルイベントdayです。
12,13,14日の3日間は、ホシノイロアイテムがお買い求めいただけるポップアップショップがオープンいたします。その他、ワークショップや模擬ウェディングパーティーも開催され、イベントたくさんの3日間となります。
atelier naeは、今回新作ヘッドドレスをお披露目いたします。

実際お手にとってご試着・お買い求めいただけますし、デザイナーも12日と13日のイベント中は在店しておりますので、形やお色のアレンジやオーダーなどもうけたまわることが可能です。


*写真は前回のホシノイロ出展商品です。
ウェディングがお決まりの方はもちろん、ご友人同士でもどなたでもお越しいただけますので、ぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

2012/12/21

妹の結婚式

いよいよ クリスマス、そして年末が近づいてきましたね。

先日、実の妹の結婚式を無事終え、
ほっとしたのもつかの間、しばらく慌ただしくしていました。
あと少し、年明けにむけての準備をしたら お休みに入れるかな、と思っています。

そして。
妹の結婚式。

超がつくほどの雨女の妹だけれど、
この日だけは朝から綺麗に晴れ渡り、清々しい一日でした。

atelier naeとしてはなかなか作らないボリュームのあるプリンセスライン。
妹の「ふわふわのドレスが着たい」その一言で決まりました。

お支度は、式場の方のはからいで、姉である私に着付けをさせてくださいました。
このときまでは完全に仕事モードで、
無事きれいにお支度を終えた妹を見て、
一仕事終えたという安堵感でいっぱいでした。

ですが、挙式場に入ったとたん、
予想もしていなかったタイミングでスイッチが切り替わり、
まだ新郎さえも入場すらしていない式場で、
神父さんの神様のような微笑みと視線を受けながら 
一人嗚咽しながら泣いていました...自分でもびっくりしました。

本当にいいお式でした。


ドレスは、国産の素晴らしく美しいシルクをふんだんに使ってお作りしました。

トップスはシルクサテンにシルクシフォンを重ねて陰影のあるものに。
スカート部分は シルクサテンにきめの細かいチュールを重ね ふわふわ感を。
挙式のときは、シルクタフタの白いベルトに、
存在感のある大きなリボンを2つ重ねたダブルリボンをバックのポイントにしました。

ベールはバックのリボンを際立たせるため、あえてショートベールにしました。


披露宴では、サーモンピンクのベルトに、
チュールのふわふわの飾りをつけたものにチェンジ。

一着のおなじドレスでも、ベルトのお色を変えるだけでも 随分印象が違って見えます。
お色直しももちろん素敵ですが、一着のドレスを一日纏うのもまた素敵なことだと思います。



披露宴のときの髪飾りには、ひとつ、祈りを込めました。

花嫁が結婚式の日、身につけると幸せになれるというsomething four。
"something new(新しいもの)"
"something old(古いもの)"
"something borrow(借りたもの)"
"something blue(青いもの)"

その"something old"として、母のペンダントトップの真珠を一粒、
ヘッドドレスの花芯にそっと寄り添うようにつけました。

そして、一番は、両親と私の3人からのプレゼント。

”母親からお裁縫道具を花嫁にプレゼントすると、一生幸せでいられる”というヨーロッパの言い伝えの代わりに、彼女のドレスに 両親に一針ずつ、入れてもらいました。

仕事柄縫うのは慣れているから「もっと縫えるよ」と
とてもうれしそうに 眼鏡をかけて一針入れてくれた父。
感慨深そうに 丁寧に愛おしそうに一針入れてくれた母。

二人の姿を見ておもいました。

結婚式とは、ウェディングドレスとは、
生まれてからこれまでに 出会った人、交わした会話、思い出、想い、
すべてを表し、すべてを込めたものなのだと。

わたしがそうであるように、きっと父と母の頭にも、
小さかった妹の姿が浮かんでいたはず。
その妹が、結婚式という佳き日を迎えられることの幸せ。

その喜びを、両親とともに噛み締めていました。

結婚式当日、お支度を終え ドレスを纏い、
きらきらと嬉しそうに輝く妹を見た父が、あらためて、
「あれは本当に早苗が作ったのか...? いいドレスを、ありがとう。」
なかなか仕事に関しては褒めない父が 心からそういってくれた言葉も、忘れられない一言でした。

この一着を作ることが出来て、本当にありがたいと思いました。

姉に、素晴らしい機会をくれた妹へ、ありがとう。

ずっとずっと、二人で仲良く、幸せな出来事を重ねていってね。





2012/12/07

日曜日の挙式へ向けてドレス出来上がり

いよいよ日曜日に迫った、妹の結婚式。

先日、ドレス、下着、パニエ(ドレスの中のアンダースカート)、
ベール、髪飾り、グローブ、靴、すべてを揃えて、
最終フィッティング。


最終フィッティングの前の中縫い(本生地でほとんど縫い上がった状態でのフィッティング)で、パニエが思いのほか大きすぎて 前の裾が上がってしまうという問題が発生しましたが、パニエの形や裾の始末の仕方などで調整し、無事、綺麗な形でおさまることができました。

本日、式場へすべてのものを発送完了。

最終フィッティングにて、
とても似合い、ぴたりとフィットしたドレスを見て、
ほっと安堵と嬉しさが湧いてきましたが、
発送してから どきどき緊張が止まりません。

この緊張は、当日綺麗に見えますように、という祈りのどきどきと、
姉としての 緊張...。

特に大きくなってきてからというもの、
一番の友達であり、一番の相談相手でもある、
妹のことがとにかく大好きなわたしとしては、
結婚式当日、
きちんと仕事として着付けまで仕上げ 送り出すまでは気が抜けないのですが、
そのあとの結婚式で どこまで泣かずに耐えられるかが問題。
死ぬほどの泣き上戸ですから...

とにかく、日曜日、
素晴らしいお式になりますように。



2012/12/04

ESMOD JAPON TOKYOにて「CONNECT」展

先日、母校であるESMOD JAPON TOKYOにて
卒業生8組による展示会に参加させていただきました。

8組のうち、6ブランドは一年生の頃からの同級生。

久しぶりに毎日通いに通った「学校」で数日間一緒に過ごし、
屋上で休憩し、お昼ごはんを一緒に食べ、笑いあっている
その景色はまさに学生のときそのままで。

だけど、卒業後の数年間、
それぞれ 別の場所で、さまざまな経験を積んで、
今がある、ということは、ラックにずらりと並んだ商品たちを見れば一目瞭然で。

在校中は「作品」であった洋服が、
今は個々のブランドの「商品」であり、
それぞれが多方面に活躍している人たちで、
なんだか この場にかえってこれたこと、
そもそも呼んでいただけたことをとても感謝しました。

私の今の人生は、洋服を作る、ということ抜きには考えられないということ、
そしてその基盤はすべてこの場で培われたということを改めて実感しました。

この場を借りて、
いろいろと準備を進めてくださった先生方、学校関係者の皆様、
そして一緒に数日間過ごせた他ブランドのみなさま、
どうもありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。