会社の頃、なぜかいつも偶然に、私が作る型はほぼ彼女の担当になって
よく一緒にあれやこれや相談してたパタンナーごとおさん。
退社してから ひと月に一度くらいで会っては
ごはんを食べたりお茶をしたりして 会社を辞めてからどんどこ仲良くなりました。
すぱん、とした切れ味のいい言葉と 戦いに挑むオーラと
芯からにじみでる優しさの具合が とても絶妙に心地いい。
だけど、パターンのこととなれば1秒に何回転しているのかしら、とおもうほど
高速回転の頭で 生地と仕様のバランスをとって デザインを活かすパターンを考えてくれて。
先週 縫い代つけに手が回らない!と焦っていたら
ひゅん、と颯爽とやってきて 半日で数型、ささっとパターンの手直し+縫い代つけをしてくれました。
やっぱり生粋のパタンナーさんは、使う脳の回路が違う、と実感。
そして いただいたおみやげに 一口惚れ。
黒船のどらやき。
一口くちにいれて あまりに予想外の食感に 口がびっくりして
どらやきの概念がくつがえるほど 感動的なおいしさでした。
もそもそ感がまったくなくて、羽二重餅ににた もちもちしてやさしい食感と
このために作られたんだろう、と思わず じっと見てしまうような餡。
当分、これにはまりそうです。
ありがとう、ごとおさん。
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