2011/09/04

2cmのかわいい子たち

徒歩一分くらいのところにある わりと大きな神社。


背の高い木々が うっそうとしげった境内は 少し薄暗く、普段はだれもおらず、
散歩にいっても、あまりに静かすぎて ちょっとこわくなって やっぱり帰ろう、と
わざと元気に境内に向かっておじぎをして さっさと離れてしまうような神社。


この週末、その神社が秋祭り。


台風が近づく中、夜店をせっせと組んでいるのを見て、
なんだか すごくうれしくなって ちょっと心待ちにしていました。


土曜日の昼間、仕事の合間、夫とふたりで行ってみました。


別世界のような景色。
境内につづく道の両脇に ずらりと並ぶ色とりどりのテントの露店。
こんなに この周りには子どもたちが住んでいたのか、とびっくりするくらい、わあっとたくさんのこどもたち。
みんな 浴衣を着せてもらって、それぞれおこづかいをもらってきてる様子。
そういえば、お祭りや買い物にいったスーパーとか 学校以外の場所でともだちに会うと
いつもちょっと気恥ずかしくて わざとはしゃいでしまったりしていたことを思い出す。


露店をひとつずつ のぞきながら歩いていると。


金魚すくい!


いままでは したくても「どうせ飼えないし」と諦めていて
今回も わあっと思った直後に「あ、だめだった」と思った矢先。


「する?」と夫。


彼は 小さい頃から熱帯魚や釣ってきた魚をいろんな種類たくさん飼ってきて
今も熱帯魚を飼っていて 魚が大好きで。


聞かれた瞬間、一瞬前までの「飼えないし」の残念な気持ちが ぱあーっと飛んでいって
「あ!そうか!飼っていいんだ」と 一気に光が差して楽しい気持ちになった。


飼うとなったらかわいい子にしたい、と 吟味に吟味を重ね、選び抜いた子を夫が4匹掬いあげました。




うれしくて 家に帰ってすぐに水槽にはなしてあげると 2人ともむくむくもう少し増やしたい気持ちが。


再び神社にむかい、2回目の金魚すくい。
わたしは結局1匹をすくおうとしてずぼっと穴が開いて終了。
でも 夫は2回目も4匹をすくいあげ。


突然やってきた かわいい体長2㎝の子たち 8匹。











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