2011/08/30

夏納め

今年、初めて 夏が少しすきになりました。


それは、阿波踊りのおかげ。


6年ほど前から
毎年 夏の恒例行事として 神楽坂の阿波踊りを見に行っていて
毎年 帰ると家の中で 見よう見まねで踊りのまねっこをして
なかばあこがれに近かった阿波踊り。


初めて見に行ったとき、次々やってくる連の 色とりどりの衣装の美しさと機能美に ひたすら釘付けで、
和服と 祭りの美しさに すっかり魅せられてしまい。
2年目からはちょっとずつ踊りに目がいくようになり、
好きな連もでき、毎年踊ってる人の顔も覚え、
「あ、あの女の子、おっきくなったなあ」とか「今年もあの人がいる!」とか
勝手に親近感を覚えたり スターを見るような目で見たり 毎年わくわくの塊のお祭りでした。


その憧れのお祭りに 自分が今年は出ることができて ほんとうーに楽しかった。


友人に誘われて入ったのは、毎年見ていて大好きだった だむだん連。
すごく皆が 心から阿波踊りを楽しんでいて 見ているだけで心が湧くほど楽しい踊りをしていて。


実際 なかに入ると、見ている数十倍 楽しかった。


ジャズダンスとか、そういうダンスはまっったくできなくて 
いつも妹にも「ねえちゃんのは盆踊りだね」とか言われてしまうのに、
言われてしまうほどだからなのか、
なぜか 阿波踊りはすぅっと吸い込めて どんどん体と気持ちが自由になっていく気がする。


大勢の人の前でなんて緊張してダメなんじゃないか、と思っていたけど
見られているというより そこにいる観客も踊り手も全員が おなじベクトルの気持ちを持っていて
ぐわっと一気に熱い塊を持ち上げてるような なんとも言えない高揚感で。
緊張なんて これっぽっちもなく、
踊れば踊るほど もっともっと踊りたくなる不思議な魅力をもってる。

踊りおわって、ああ わたしの夏が終わったなあ、としみじみ。
今日は 仕事しながらも ふと思い出し、しばらく余韻にひたったり。


髪もさっぱり肩上に切って
今年の 夏納め。




 

0 件のコメント:

コメントを投稿