2014/04/25

fitting report* やわらかシフォンオーダードレスの花嫁さまの仮縫い

先日、6月にお式を控えている花嫁さまの1回目のフィッティングを行いました。


フィッティングとは仮縫いのこと。
なかでも一回目のフィッティングは、
デザイン画が絵の状態から初めて実物のドレスになってお召しいただく、
花嫁さまにとっても、つくり手にとってもどきどきのフィッティングです。

こちらの花嫁さまのドレスは、やわらかなシルクシフォンのドレス。
仮縫いとはいえ、本番用をご想像して頂きやすいようシフォンを使って仮縫い用のドレスでフィッティングを行いました。

フルオーダードレスの場合、
スタートはまずは花嫁さまのご希望をお伺いすることから始まります。
いわば、ゼロからのスタート。
「これ!」という形やシルエットなんかが決まっていなくて全然大丈夫です。

どこで、どんな雰囲気のお式やパーティーをご希望されているか、
当日どんな風にお過ごしになりたいか、
普段どんなお洋服をお好みなのか、お好きなものはなにか、などなど、
いろんなお話をたくさんお伺いしお伺いしたお話をもとに、
その方にお似合いになりそうなデザインを数パターンご提案します。
ご提案したデザインをもとに、
再度お打ち合せをして、おつくりする型が決まります。


ほとんどの花嫁さまにとって、
「ドレスをゼロからつくる」という作業は初めてのこと。
デザイン画の絵の状態から、
ご自身が着られる立体的なドレスをお選びいただくというのはとっても難しいことです。

ですので、ご安心ください。
1回目のフィッティングまでは あくまでもデザイン画は「たたき台」です。
仮縫い用の生地ではありますが、
絵が実物になったドレスを実際にご着用いただいて初めて、
そのデザインがお好きなものか、お似合いになるかをご覧いただけますので、
一回目のフィッティングではサイズ感はもちろんのこと、
デザインのご確認をじっくりさせていただいています。

せっかく その方だけのオリジナルドレスをおつくりするのですから、
細部までこだわって「私だけのドレス!」と気に入っていただけるドレスをおつくりしたい。
そんな想いでおつくりしています。


フィッティングが終わりに近づいたころ
花嫁さまのお顔は、みなさま最初の少し不安そうなお顔から 
わくわくした とっても素敵な表情に変わられているのを拝見できるのが心から嬉しく、
作り手のわたくしもわくわくします。

フルオーダーって...と不安に思っていらっしゃる方も
ぜひお気軽にご相談くださいませ。



「大好きと 大切を すべてまとって」をコンセプトに
お客さまの想いを込めたおしゃれでナチュラルな世界にひとつだけの
ウェディングドレス・ヘッドアクセサリーをおつくりいたします。

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